三次高校1年生の現状

今年度の1年生から中高一貫コースの生徒さん達が高校生になったことに伴い、

学校学習が大幅に難化しています。

個人的に特に大変と思う定期テストは

 

数学・・学習速度がかなり速くなっています

      (3学期の定期テストで2年生の1学期中間分程度まで入っています、難化)

英語コミュ・・教科書の内容約1/4 習っていない単語を含む読解3/4

      (模試対策の学習をしていないと対応できません)

化学基礎・・平均3~40点が多いです

      (難しい問題集を解いていないと対応できません)

となります。

 

進学校としての実績を作るという意気込みが伝わってきますが、

正直生徒の皆さんは大変だと思います。

共通テスト

今年度の共通テスト平均点は多くの科目で過去最低となりました。

数学では誘導を上手く使いきることができるかどうかが、高得点を取れるかどうかに大きく影響しています。問題を読む能力が必要で誘導にうまく乗れないと、時間が足りません。

公式丸暗記ではなく、製作者の意図を読み取る学習が必要となります。

 

教科書の内容をしっかり理解して解き、その上で今回のようなテストに対応するためには、

学習量が今までより増えます。更に情報の科目まで新高校1年生からは追加されます。

高校生にとって困難な時代が到来しますが、対応するために新らしい試みを私も進めていきます。

推薦合格

松江総合医療専門学校 看護学科(三次青陵高校)

尾道市立大学     経済情報学部(三次高校)

 

二人とも丁寧に学習を重ねる生徒さんでした。

テスト期間は毎日納得できるまでしっかり学習した努力の成果ですね。

中学3年生の入塾時に、1時間しか頑張れないかもしれないと言われましたが

すぐに2時間、受験前には3時間以上と伸びていく姿が嬉しかったのを覚えています。

これからも目標に向かって頑張ってね!

当塾について

最近はありがたいことに、口コミでの入塾がほとんどです。

しかし、あくまで私にできるのは「やる気」を結果に結びつけるように指導することだけです。

説明を聞こうとしない、ほかの生徒さんに話しかける、やる気がない方はお断りしています。

 

(毎回1時間や1時間半で帰り、テスト期間、受験期間にも来ないのは、やる気があるとは言えませんし、結果がでたこともありません)

 

やる気を引き出すことを得意とする塾もあると思いますが、

私はやる気に全力で答えるスタイルです。ご理解いただけますと幸いです。

好評です

高校生の英語の指導にタブレット学習を利用しております。

数学、化学などの指導が中心になり、自己学習でも「なんとなく」わかる英語の指導時間がとれずにいました。テスト週間に集中的に学習することである程度の実力はつくのですが、テストの結果が安定していませんでした。(90点台→70点台など)

そこで、私が撮影した動画を活用しています。

学校のテストだけでなく、共通テストなどの模試に対応する内容のため、生徒さん達がしっかり活用しています。

最後まで

中学、高校生ともに受験に向けてラストスパート中です。

3年生の希望者は毎日来て学習しています。(日曜日以外)

集中的に学習する夏休み以降に成績は大きく伸びます。

特に高校生の理系は学習量が多く、物理、化学の模試での結果に結びつくタイミングが

11月以降になることがほとんどです。

僕を信じてひたむきに学習を続けてきた生徒さんと最後までともに走り続けます。

個性

個別指導をしていると、つまづく原因がそれぞれ違うことを実感します。

 

高校生の英語長文読解で言えば、マンツーマン特訓で日本語訳は取れるようになったのに

なぜか4択問題が解けない生徒さんがいましたが、原因は国語力でした。

問題で問われていることに対応していなくても本文に書いてある選択肢を選んでいました。

(例:筆者が主張する内容を選べ→地球温暖化が進んでいる は事実で主張に当たりません)

英文に苦手意識があるために、文章を読み取る意識ができていなかったのです。

国語と同じく、文章の読み取りを意識することで一気に高得点を取れるようになりました。

 

国立高等専門学校で言えば、しっかり問題を解いてきて基本知識は十分にあるのに、社会の過去問で得点が取れていない子がいました。

吉野杉は中部地方にあり、木曽檜は近畿地方にある  が正しいかという問いで

問題集でも出る可能性が低い木材の名前を見てパニックになっていました。

 

この問題は丸暗記の能力ではなく、歴史で後醍醐天皇は足利尊氏に負けて吉野(奈良県)に逃げた知識があれば、吉野は近畿だから違うと冷静に分析できるかを問われていることを伝えました。(木曾義仲が平家の支配下の近畿で挙兵はありえないことからも判断できます)

その後は冷静に問題に取り組むことができ、初めて見る資料問題でも安定して解けるようになっています。

 

今まで在籍してくれた生徒の皆さんが悩んだことをチェックしながら教えることで

私の指導力も成長し続けています。

 

ラストスパート

今年度の受験生のみんなも最後まで集中して頑張ってくれています。

10月頃までエンジンがかからない子ばかりで気を揉みましたが

現在は本気で受験に向き合う子達がいることによる良い緊張感が教室にあります。

 

受験生が毎日来れるようにしているのは、本気で学習し成長していく姿が大好きだからです。

みんなの本気に答えるように私も成長し続けたいと思います。

 

 

受験終了です

高校受験が終了し、うちに在籍されている生徒さん達の進路は確定しました。

中学生は全員選抜IIに合格されました!

中学3年生から入塾された生徒さん達については、それまでの評定もあり心配な生徒さんもいましたが、一日5時間塾で学習してくれたりと本当に頑張った結果が出てくれました。

(広島県は学校の内申点が5点満点×9科目×3年の135点 受験の点数120点の割合で計算されます)

 

高校生については、残念ながら国立を受験された生徒さんは涙をのまれました。

夏の部活が終了してから、毎日9時半まで頑張って学習してくれたのですが、僕の力不足とやはり理系の難しさが出たと思います。

 

文系であれば、夏休みからの集中学習で成績が大きく向上することが望めますが、

物理、化学、数学IIIを含んだ理系の学習に対応するには早めの受験対策が必要です。

 

ただ、部活を最後まで本気で頑張ったから受験勉強にあれだけ本気で取り組めたのかなと

思うと難しいところでもあります。

高校生活を本気で向き合ったことを胸に抱いてこれからも頑張ってほしいと思います。

 

 

新年度生募集

3月より、塾生を募集いたします。

中学、高校ともに新三年生の募集は若干名となります。

 

週2回コース(火曜日、木曜日)もありますので、ご相談などありましたら

ご連絡ください。

募集を停止しております

定員に達しておりますので、現在募集を停止しております。

高校3年生の推薦入試の結果次第で追加募集の可能性がありますが、

確定はできない状況です。

 

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

追加募集

本校の講師(指導歴20年のベテランです)に補助に入ってもらえることになり、追加募集をしております。

今までより丁寧に学習を確認することができています。

 

4名の追加募集となります。

(20日に2名入塾のため4名から残り2名になりました)

 

それに伴い、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日のうちで

週2日か週3日での通塾となります。

また、3月の受験終了まで土曜日を無料開放しております(15:00~20:00)

 

(申し訳ありませんが、中学、高校ともに3年生の募集は終了致しました。)

夏期講習の成果

正直なところ、3年生の成績を上げること(学力テストなど)は難しいです。

基本ができていればよいのですが、2年間の学習を復習しながら

3年生の内容を学習することは、よほどの意欲がない限り難しいです。

 

ただし、夏期講習や冬期講習ではすべてを復習に費やせるため

学力テストの範囲内だけを集中的に学習することで、大きな成果を望めます。

 

今年度では、夏期講習の集中学習で5教科合計230→320点まで上昇しました。

(週6日 毎日4時間 範囲外の勉強、宿題の学習はなし)

 

入塾時に1か月で100点上上げたいと伺ったときにはお断りしようかと

思いましたが、これだけの時間学習するということでお受けしました。

 

意欲こそが成績向上に最も大切なことです。

新しい生徒さん達と募集停止

月曜日、水曜日、金曜日の3日を選択される方が多いため、募集を終了させていただきます。

火曜日、木曜日の週2日(中学生12000円 高校生16000円)

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

今年度からメールにて、入退室と授業報告(可能な限り)を行っております。

そのご返信の中に、「塾が楽しい」というお言葉が多いです。

 

僕がしていることは、きちんと理解できるように工夫し丁寧に指導しているだけです。

それまでの「感覚による、なんとなく解いている」状態から

     「きちんと理解して解けている」という実感に変わることで

楽しいと思えているのだと思います。(雑談などは基本的にしません)

 

体験のときには、保護者の方が1時間が限界ですと言われてた生徒さんが

春期講習の間は3時間、最大6時間学習する日がありました。

 

今後もやる気になってくれる生徒さんが増えるように、丁寧に全力で取り組んでいきます。

 

大学受験

 

毎年感じることです、受験の合否を決めるのは日々の積み重ねです。

高校受験までは、3年の夏休みから本気で頑張れば成績を大幅に上がることも努力次第で多いです。(これは短期間での集中的な積み重ねですね)

 

しかし、大学受験(特に理系)は数学III、物理、化学など理解、定着に時間がかかります。

膨大な量に対応するためには、3年生の途中から本気を出しても、国立大学(理系)は正直厳しいところがあります。

(学校レベルの勉強では上位、基本がきっちりできている等で変わります)

 

なぜなら、それまでの学習時間が有効に使われていないからです。

ただ教科書をそのまま説明する授業では、理解することができる生徒さんは少ないです。

理解して問題を解くことでしか、実力はついていきません。

 

今年九州大学工学部に合格された生徒さんは、模試で物理や化学の点数が取れないと2年生の冬に入塾されました。

問題を解いてもらったところ、公式を暗記しているだけで理解できていなかったので、

物理基礎からやり直すことにしました。

 

私は理解できていないのに、応用問題を解かせるようなことはしません。基礎力なくして本当の実力はつかないからです。

学校で習っている単元を物理基礎からやり直してから、物理の問題を解いていくことで

 

学校の勉強が理解できて解ける自信をつける➔模試に対応していく

 

という段階を踏み続けました。

この結果センターだけでなく、二次試験対策まできっちりと学習できました。

 

しかし、3年生からの入塾では、間に合わなかったのではないかと思います。

(実際センター1,2ヶ月前には、5教科7科目をカバーする学習をしているために、物理と化学の模試の成績が低迷する時期がでました)

 

 

 

もう一つ、独学で頑張っていたのに点数が伸びない理由は、最初の方に質問されたときの言葉

 

「この問題は、こういう物だって覚えたらいいんですか?」 にあります。

 

私の返答は

 

「そういう考えは嫌いかな。理解できるように伝えるから、必ず質問してね」 です。

 

 

なぜ?を無視せずに理解して解くことで、問題が少し変わったとしても対応できますし、複合問題が出たとしても解くことができるようになるからです。

 

しかし、理解しただけでは模試や本番では解けません。

大事なのは類似問題を解いて、自信を持って解けるまでの努力の積み重ねです。

 

毎日のように長時間学習しに来てくれた姿と、次の日には問題集のページ数が進んで

家庭学習で復習をきっちりした姿が合格の理由だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公立高校入試終了

更新が久々になりました。入試対策動画を毎日作成していました。

使用問題集の会社の許可が出れば、少し公開したいと思います。

 

今年度の公立高校入試は昨年度より更に難化してしまいましたが、対策をやりこんだ生徒さんは理科や社会などは対応できたと思います。毎日頑張って来てくれたみんなに良い結果がでてほしいです!

 

5教科すべてが平均50%前後を予想される問題に対応するには、基本を理解して応用に活かすことが必要であり、継続した努力の積み重ねが何より大切になります。

 

しかし、努力を積み重ねても最近の入試では得点での差はつきにくいのが現状です。3年生の後半から勉強を頑張って成績を伸ばすことが難しくなり、3年間の評定が大きく合格に影響しています。

 

5教科だけでなく、副教科も大事に学習されると良いと思います。

2017年

1月

03日

小論文やレポートにおける知識の重要性について

初めまして!明訓塾の猪股です。今回はおおまかにですが、小論文の書き方の説明をしたいと思います。

 

以前あった記事を簡潔にまとめました。

 

上士幌町はふるさと納税で町の収入が増え、その収入の一部を「子育て少子化対策夢基金」で活用している。

内容は①認定こども園を開設し、0歳児からの受け入れ、利用料や給食費を無料にした

   ②小学校を少人数制にしたことで、学力が上がった

   ③幼児教育では、外国人による文化や英語の教育を取り入れるようにした

 

この結果、若い母親たちが子供を預けて働けるようになったということです。

また、子育てしやすい環境を求めて移住する人が増えています。

 

この知識を知っていることで

 

「現在の少子高齢化社会について課題と対策を述べよ」などの問題が出されたときに

 

 私は少子高齢化社会の課題は、経済的な問題と女性が活躍する場が限定されていることだと思う。長引く不況により収入格差が生まれ、若い人たちの中には子供を育てることを諦めている人も多い。また、都市部の保育園不足による待機児童問題が経済的な問題を悪化させている。子供を預けられないことで、勤めている会社を退社しなくてはならないためである。

 私はこの課題を解決するために、都市部に集中している人口を地方に分散していくことが大切だと考える。これは長い間議論され続けていることだが、実現はしていない。しかし、ふるさと納税を活用して成功を収めつつある地方自治体がある。増加した税収を利用して無料の保育園を開園し、母親たちが安心して働ける環境を作っているのである。また、小学校は少人数制にすることで細やかな指導を可能にしている。その結果住みやすい町として都市部から移住してくる人が増え、町に活力が生まれている。

 

 

このように、自分の意見を述べる上で具体的な事例を挙げることで、意見に説得力を持たせることができ字数も稼げます。「自分は~思う」ということをひたすら書いたとしても、裏付けがないために良い評価を得ることは難しいです。

 

正直これを見て難しいと感じた人も多いと思いますが、それは当然のことです。書くことで知識を増やし、書き方に慣れていくものだからです。しかし、慣れるだけではなく同時に知識を増やすことが大切なことだと思います。それを踏まえて自分の意見を書いていきます。

 

ただ、僕は専門ではないので受験の際は専門の先生に添削してもらうのが良いとは思います。

 

最初のさわりだけですが、参考になれば幸いです。

 

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